東京日記

痛々しさをつめこむ+現実的になるためのメモ

【映画】ぼくたちのチーム (原題:Handsome Devil)

アンドリュー・スコットのことをネットで調べてて見つけて、観た。なかなかよい。アンドリュー先生も、主人公2人も、よい。この映画のテーマの友情(とかセクシュアリティ)については書けないから置いておく。

アイルランドの映画なのだけど、芸術vsスポ根っていうアメリカの学園ドラマでよく見る構図が展開されていて、その点は既視感たっぷり。でも、私が見たことがあるのはgleeとハイスクールミュージカルというコメディタッチが強いものだったので、ちょっと毛色の違う「ぼくたちのチーム」でも同じように文化系vsスポーツ系の構図が描かれているのを見てちょっと意外だった。

その対立で描かれる「イメージに合わないことはしてはならない」っていう同調圧力あるいは「男らしさ」からの解放と、それとともにアイデンティティを確立していく、みたいなテーマは、日本の学園系映画とかドラマではまだ出会ったことがない。私が知っている日本の学校だとそこまで部活によるスクールカーストが露骨でないから、なかなか現実味を持って想像しづらいのだけど、フィクションゆえの誇張はあるにしても、その文化の人たちにとっては身近な問題なのだろう。日本の学校の息苦しさとはちょっと違うだろうけれど、それはそれでしんどそうだな、と思う。実際の高校ってどんな感じなのかな。


話は変わるけど、これからの子どものために、「陰キャラ」「ネガティブ」はよくないと短絡的に決めてしまう風潮が減ってほしいので、それ系のメッセージが込められたドラマが日本でヒットしてほしいな。「ネガティブな人には近づくな」言説とかあるけど、もうちょいましな言い方あるだろうに。

【映画】17歳の肖像

これまた今見て正解の映画でしたね。勉強しなきゃと思えました。キャリーマリガンかわいい、服が素敵。映画についてはとりあえずこのくらいにしとこう笑。んで、例のごとく恥ずかしい自分語りしまふ(`・ω・´)

私は21世紀の日本で育って、親も厳しくなくて、ジェニーみたいな「利発で美人」な子とは程遠かったけれど、「どこか遠くへ行きたい」という気持ちはずっと持っていた。ジェニーがフランスに憧れるのと似た感じで(おこがましいか)東京に憧れて、東京に行く手段として勉強ばかりしていたわけだけれど、東京に来ても自信がない冴えない内気な「女の子」のままで、その先どうなりたいかを見つけられていない。(というわけで、今めっちゃカモになりやすいです。けど幸い今のところ誰もカモろうとしてこないですね笑。まぁカモにするような価値もなさそうなんでしょう←こういうところが良くないと思う)

このように、違う国の違う時代の「女の子」にも共感できるような、青春時代の(ミドルクラスの、と入れたほうがいいのかもしれない)女の子に普遍的な感情を描いているから、この映画はすごいのだろう。自分のことを「女の子」ではない言葉で表現できるようになった時にもう一度観たい。別にそれは「〇〇な女性」とは限らなくていいけれど年齢的に成人しても今はまだ「女の子」と表現します。人に言われるとちょっと気持ち悪いけど。

原題の「An Education」の意味は、失敗からの学びと、当時のイギリスの女性にとっての学という2つの意味で捉えた。

なんとなく退屈な日々に今も「ここではないどこか」を目指したくなるけれど、行動と心持ちを変えない限りどこへ行っても同じように退屈で、冴えない自分に文句を言っているだけ。現状は受け入れ、今の積み重ねとしての未来を引き受ける。どこにも理想の場所などなくって、今目の前の人や事に誠実に向き合い続けたいのに、なかなかできていない。

痛々しさは今のうちに存分に発揮して、あとから振り返って死にたくなりましょう!今が堂々と痛々しくいられるチャンスだゾ!中二病満喫しよう!

I'll cover you

来年8月にRent再来日するそうな!わーい!

20thのカンパニーは6月までアメリカでツアーしてるぽいし、「再」来日ってことは彼らがまた来てくれるってことなのかな!?もしかしてDavidエンジェルにまた会える!?👼


もうRentは人生の一部分になった感じですけど、そのきっかけである私のファーストエンジェルは一生David Merino様ですからね、もう一度お会いできるなんてそんな幸せなことありませんよ。


…という期待は置いておいて、I'll cover you、ほんと最高だな、と最近ある歌詞に(今さら)気づいて思ったという話。

With a thousand sweet kisses

If you're cold and you're lonely

If you've got one nickel only


With a thousand sweet kisses

When you're worn out and tired

When your heart has expired


ザ・無償の愛って感じしませんか。エンジェルとコリンズの関係がこのフレーズに現れていると思います。ほんと好きです()


2017日本版Rentも見てきました〜〜ダブルキャストも全員見られたんだけど、ミミさん2人(青野紗穂さんとジェニファーさん)に惚れました。かわいいしかっこいいです。あとジョアンヌの宮本美希さんも圧倒的歌唱力やばかったです。平間さんのエンジェルももういっかい見たかったな〜〜丘山さんは1回目だしぜひ次回も出てほしい

俳優さん個人目当てでミュージカル見に行く気持ちがちょっとわかりました。実際隣のユナクさんファンの方と話しました。そして、作品ファンとしては圧倒的ミュージカル俳優層の厚さでよい作品には出演者の知名度関係なく人が集まるNYとかの環境がちょっと羨ましいなーと思ったり。帰りに「何でこんな自業自得で愚かな若者が苦しんでるだけのストーリーにファンが付くの?」みたいなこと言ってる声が聞こえたけれど、確かに冷静にストーリー追うとバカバカしいのはわかります笑。ただ、一旦衝撃受けて感染してしまうと離れられなくなるんすよ。

電車が好き

電車が通り過ぎるのを眺めるのが好きだ。特にカーブしながら駅を通過していくのが。直線の組み合わせが少し離れただけで綺麗なカーブに見えるのがたまらない。


視覚的な美しさとは別に、電車が好きな一つの理由は、地元に住んでいたときに、どこか遠くへ連れて行ってくれるという希望を託していたことや、それに伴っていた都会への憧れを思い出すからだと思っている。山手線は特に、家族で旅行に来て親の背中について行ったときのわくわく感、渋谷から原宿まで切符を買って乗った修学旅行のときの楽しい緊張感、引っ越してからの自分が東京に住んで日常生活の足として山手線に乗っていることが信じられない気持ちなど、節目節目の思いが詰まっていて、今でもホームに立つとなんとなくそわそわした気分になる。でも、自分が東京に住んでいることへの違和感がいつのまにかなくなったことに気づいた今、既に少しずつそんな気持ちも薄れてきている気がしていて、それが完全に消えてしまったとき、私はそれでも電車が好きなのだろうか、自信がない。子どもの頃の原風景のような感慨は忘れてしまっても、代わりに今の生活の思い出とともに、山手線とは別の路線や駅がしみじみと懐かしく思えるようになるのかもしれない。それはそれでいいな。


とにかく、ホームから眺める電車の曲線美は最高だ。

アイデンティティと大学生

発達心理学において、大学生はアイデンティティを模索し、確立へと近づけていく時期とされている。自意識のあり方や将来への意識、そして困っていることや気がかりなことなど、去年の秋以来の私のもやもやの大部分はアイデンティティを確かなものにする過程にありがちなしんどさなのだろう。


去年の夏に新たな自我のようなものを発見してから、世界は大きく変わった。「自分」というものの輪郭がはっきりし、今までにない解放感と将来への希望に胸をときめかせた。いいことかと思いきや、自分を特別だと思いたい過剰な自意識と時折訪れる万能感、それに対する自己憐憫と感情に従った結果の怠け癖。憂鬱に浸り努力ができないことに特別な理由を探していた。


今がまた正念場である。現実に向き合い、自分の生に対する責任を負う覚悟を決め、一歩ずつ道を歩んでいかなくてはならない。


もう少し具体的には、進路を絞り実現するための長期計画を立て、その時々の感情に左右されず継続してやるべきことをこなしていけるような仕組みをつくる。感情に左右されないで行動を続けるために、現実的で建設的な考え方を訓練する。


やるぞ。これが去年の夏みたいにハイになった結果でなければいいけど…というような受動的な考え方ではなくて、秋に憂鬱になろうが太って外に出たくなくなろうが、とにかく動き続けられるような仕組みを少しずつ作り上げていこう。少し前までこだわっていた思考力や倫理観より、現実に適切に対処するスキルの方がよっぽど大切に今は思える。けれど、生きるに当たって大事にしたい価値みたいなものはスキルを磨くだけでは一部しか見つけられないだろうから、行動しながら考えるのが大事。


これからこのブログでは動いた結果気づいたこと、試してみたいことを記録していこうかな。新たな痛々しさを開拓しよう!


はい、ブログによる現実逃避終わり。明日の準備してさっさと寝るぞ。

【映画】アメリ

今、出会えてよかったと思う作品とまた出会えた。  


アメリは突然、世界と調和が取れた気がした


なんてしっくりくる表現なんだろう。 はじめて人に建前が混ざっていない心を開けたと思ったとき、「世界ってこんなに美しかったんだ」「もう何があってもわたしは大丈夫」という気分になった時のことを思い出した。それ以降、キャンパスの新緑や駅までの道のアスファルト、雨の日の夜のバスの窓の色、そんなほんの些細な何かが世界の縁にひっかかって、そこから自分も含めた世界の全てを肯定できるような感覚が1分くらい訪れることがたまにある。まさに「世界と調和がとれている」幸福な時間なのだ。 


アメリの自由だ 夢の世界に閉じこもり 内気なまま暮らすのも彼女の権利だ 人間には 人生に失敗する権利がある


少女から大人へと変わる時期、現実と対峙しなければならないときが誰にも来る。夢の世界はあなたを守ってくれる。でも守られているだけではもったいないっていう自分の声が聞こえることだって、たまにあるよね?


君の骨はガラスじゃない 人生という壁にぶつかっても大丈夫だ さあ、行きなさい


囚われからわたしを解放しようとするとき、この言葉を思い出そう。



解釈の問題、と彼は言った

主観を大事にしよう。それぞれの目から見えている景色に解説文をつけるのは、それを抱きしめて慈しんでからでも遅くない。

すべての感情や感覚は、どんな形であれそれが彼や彼女の本質に触れている限り、他人が安易に扱うことのできるものではないことを忘れてはならない。