東京日記

痛々しさをつめこむ

秋の不調の記録

ここ1ヶ月半くらい気分の沈みがいつになく酷かったが、食事に気をつけて人と話した結果ほとんど元に戻った。1つ前までの記事が自分が書いたと思えないほど精神状態が違ってきているので、時系列で振り返りつつ、気づいたことや思ったことを記しておきたい。

9月後半
大学の授業が始まったころ、人との関わりが薄くなり、ストレスで食べ過ぎてダイエットに失敗したと思ったことがきっかけで調子が悪くなった。1、2年の間は人間関係がうまく築けずに学生生活が楽しめておらず、進級に伴う秋からの環境の変化にかなり期待していた。しかし実際には来年の春まで今までとほぼ同じ生活が続くことがわかり失望して気が抜けたのだと思う。また、夏にダイエットをして4キロほど痩せたのだが、今から考えると減量のスピードが早かったこともあり食欲が増すのは当たり前である。しかし当時はダイエットに成功して自信がつき、体重が増えることにいつも以上に恐怖を感じていたため食欲を抑えられないことにストレスを感じ悪循環に陥ったのだと思う。

10月始めから10月半ばごろ
食べ過ぎて太っていくのが嫌で外出が億劫だったくらいで、授業には興味を持っていて楽しかった。ほぼ毎日お菓子や炭水化物を食べ過ぎていたので過食傾向かなと思い大学の学生相談所に相談に行った。運動不足だったので「食べ過ぎは気にせずに、動くことにだけ気にしたらいいよ」というアドバイスをもらって納得したが、なかなか行動に移せず。

10月終わりから11月前半
夏から昼夜逆転傾向だったので午前の授業には最初からほとんど出ていなかったが、この頃には家から出るのが嫌で午後の授業にもほとんど出なくなり、毎日お菓子や炭水化物ばかり買って食べては寝る、という生活をしていた。気分がとにかく沈んでネットを見るくらいしかできなくなり、風呂も3日くらい入らず洗濯もしなくなった。たまに授業に行くとそれだけで精神的に疲れてしまい、駅から家まで泣きながら歩くという始末だった。サークルにも出ず、授業で会う友達も居なかったので、たまに家族に電話するくらいしか人とも話さなかった。

11月半ばから後半
友達と食事に行ったり、サークル活動に行ったりして人と関わる機会が増えたことと、食事をしっかり食べるようになったことで、だいぶ外に出るのが億劫でなくなった。授業をさぼって空いた時間を趣味にあてて、楽しいと思えるようにもなった。ただし自分の容姿に対する嫌悪感と、家で授業にも出ずダラダラしていることへの罪悪感と焦りは消えず、自己否定がひどい傾向は続いた。

12月初め
今学期は単位をほとんど取らなくても問題はないということに気づいた結果、授業に出ないことをあまり悪いことと思わなくなった。また毎日学食で栄養バランスを意識して食事をするようにした結果、砂糖と炭水化物の摂取量がだいぶ減り体重の増加が止まってダイエット前+1キロくらいで落ち着いた。寒くなったので体型が気にならない服装ができることで外出もそれほど億劫でなくなり、授業にも再び興味を持てるようになった。勉強をしたりちょっとした筋トレをしたり、投資的な時間の使い方もできるようになり、外と関わる活動を始めてみようと動いてもいる。自己否定の感情もだいぶ落ち着き、夏以前と同じような生活ができていると言える。辛かった時期に予約してやっと行けた学生相談所でも、「元に戻りましたー、そういうこと誰にでもありますよね」とカラッと対応できた。


特に②の時期は本当に辛くて、病気なのではないかと疑ったりもしたが、今から見ると誰にでも起こりうるちょっとした精神的な不調であったと思う。メールやSNSに全く返信しなかったり、サークルでの役割の事務作業に支障をきたしたりして迷惑を掛けてしまった人もいるが、それほど悲観することではないように思う(すみません)。自己否定と絶望感の渦の中で食事の改善や人と会うなど行動面から回復に向けて動けたのは、「しんどいときは休んだらいいよ」と言ってくれた母親と、「そりゃーなにもかもめんどくさくなることあるよ、食事も管理するのってとても難しいからねー」といい意味で大したことではないと気づかせてくれた学生相談所のカウンセラーのおかげである。1番きつい時期に「もっと頑張れ」「あなたは病的だ」など言われていたらずっと調子が悪いままだったかもしれない。


今回の経験から学んだことはこの3つ。

①心身はつかながっている
②重大に考えなくてよい
③情報は心の状態によっては毒になる

①については、心の問題に見えても、案外身体から来ている割合が高いなと感じたので、食事・運動・睡眠には気をつけていきたい。②は、失敗やミスを重く捉えすぎてしまう自分の癖が取り越し苦労にもつながって心の負担になっていることを実感したので、もう少し気楽になれたらいいなと思った。③の情報は、SNSから流れてくる人の近況や意見、ニュースや見知らぬ人のブログなどのこと。自分の軸や心を守っている膜のようなものが機能しなくなってしまうと、人の意見や理不尽な事実が頭の中に洪水を引き起こして土砂で心を埋めてしまうことがあるんだなと感じた。心が弱っていると感じたときには取り入れる情報を減らしてみるのがいいかもしれない。

振り返ると本当に大したことないように思ってしまうが、少し前までは本当に辛かった。気軽に心を開いて話ができる友達が少ないうえになかなか会えないことや、東京での一人暮らしや大学生活に馴染めないこと、将来への不安などが消えることはないが、現実に向き合って行動することを大事にしていこうと思う。