東京日記

痛々しさをつめこむ+現実的になるためのメモ

寂しさ

大学にも行かず、家で何をするわけでもなかった頃の、書かなければ、言葉にしなければ、わたしの内面はないことになってしまう、そんな危機感を懐かしく思う。あの頃のわたしは決して孤独ではなかった。それでも、どうしてもどこか決定的に寂しかった。


誰とも絶対にひとつにはなれない。ものすごく大切な人たちも、お互いに輪郭をもった人間で、その境界線を超えることは決してできない。それがきちんとわかっていくことで、寂しさとの付き合い方もうまくなっていくのかもしれない。